天界

この夢はかなり前に見たので、詳細な部分は覚えてないかもしれない。

私は、まだ生まれる前だった。でも、私は赤ちゃんの状態ではなく、何歳か年齢は不明だが、ちゃんと会話が出来て、少なくとも小学生かな。どうだろう、少し幼かったような気がする。

天使たちには担当があって、子供一人につき天使一人が割り当てられており、天使たちはその子供たちが現実世界で過ごすために手伝っていた。具体的には、子供たちと一緒に本を選ぶのである。

私は私と同じように、生まれる前の人たちと一緒に図書館にいた。

たぶん小学校にある、本の貸出のための物だと思う。図書館の、自分が借りる本のところに、本を借りているということが分かるという本の形の木製の板を持っていた。

図書館は私の幼い時に行った小学校とは違う図書館だった。全く知らない図書館だった。木製の本棚がずらっと並んでいて、背の高いものが多かったが、小さいものもあった。中に入っている本は様々で、すごく厚さのある小説が入っている棚もあれば、薄い小説が入っている棚もあった。児童書もあった。

そこで、本を5冊か6冊選ばなくてはならなかった。他の子は全員ちゃんと選べていたようである。でも、私は選べていなかった。正確には選べていたのだが、どこかで本を失くしてしまったのである。

この本はとても大切なものだった。その子の得意な分野というか、得意な事というか、得意なスキルというか、そういうものを決めるための本だった。例えば、絵が得意とか、そういうものだ。これが無いとそもそも現実世界に行くことができない。得意な物は選択するべき重要なものだ。

私はあまり慌てる様子はなかったが、私についている天使がとても慌てていた。皆と同じタイミングで現実世界に行くべき子供なのだ。天使は慌てて私に、もう一回本を探してきて!という。私はそこでようやく焦り始めた。焦った私はなんでも良いから本を決めなくてはと思ったが、天使は現実世界で生きるためなのだ、なんでも良いなんて良くないと言い、私に真面目に探すように言う。

このような夢だった。不思議な夢だ。私についてくれた天使の性別はよく分からなかった。女のような男のような中世的な感じだった。どっちかというと女よりかな、少し声が高かった気がする。どのような顔や、髪の色だったかは全く覚えていないが、服は白かった。白い、ドレープのある、ローマ人のような服装だったと思う。